2024年05月31日

【4巡目-90】 民宿ちば② [2023年2月18日-その7]

午後6時から夕食だった。

階段を上がり、道路に面した食堂へ。
遍路に関する色々なものが飾られており、さすが「遍路宿」だった。

自宅から予約の連絡をした時に、身分証明書とワクチン接種証明書を持って来てもらえれば、旅行支援の割引が受けられます、との事で持参していた。

食事中に手続きをしてくれ、紙クーポンを発行してくれた。

ただ、明日の行程で利用出来るのは、道の駅「ひなの里勝浦」だけで、ここには食事場所があるが、道の駅とは経営者が違うから恐らく使えないのでは、との話だった。

結果的にはやはりそうで、小さな土産物ブースのみ使用可だった。

有難いクーポンだが、歩き遍路にとっては使用場所が限られてしまう。

途中にあるローソンで使えると良かったのだが、使用不可。店舗によって使える、使えない店があるようである。
  


Posted by こいったん at 00:06Comments(0)お遍路 第四拝(徳島)

2024年05月27日

【4巡目-89】 民宿ちば① [2023年2月18日-その6]

「民宿ちば」と言えば、遍路宿の老舗のイメージがあり、一度泊まってみたいと思っていた。

普通に約30kmペースで歩いていると、どうしてもこの辺りは選択肢に入らない場所となってしまう。

玄関を入ると、明るいご主人が迎えてくれた。

もう少し年配の宿主さんを予想していたが、まだ若そうである。

マスクをずっとされていたのではっきり分からないが、話し振りなどから、まだ還暦過ぎなのではないだろうか。

宿内はリフォームされており、トイレも含め、新築のように綺麗だった。


本日のコースタイム

地蔵橋駅15:11→17:06民宿ちば


歩行距離:8.3km[YAMAP計測]
 歩数  :12963歩
最高気温:14.4℃
最低気温:1.7℃[徳島市]


民宿ちば:一泊二食 7000円→徳島割で5600円  〈杉の間 6畳〉
      ※洗濯機2台 100円・乾燥機2台 60分100円。浴衣・湯茶あり。自販機なし。朝食は希望の時間か。
       宿泊客:歩き遍路1名  


Posted by こいったん at 00:05Comments(0)お遍路 第四拝(徳島)

2024年05月24日

第32回 びわ湖長浜ツーデーマーチ(滋賀県) [2024年5月11日・12日]

5月11日(土)・12日(日)に、滋賀県長浜市付近で行われた、

第32回「びわ湖長浜ツーデーマーチ」
に参加してきました。

3回目の出場となる、お気に入りの大会です。

1日目は40km、2日目は35kmと、距離が長いのが魅力でしょうか。
20~30kmとかでは、どうも物足りません。

あとは、2日目のエイドにある、お替りし放題のタケノコの味噌汁があること、と相変わらず食い意地が張ってます11




1日目は、「伊吹山中山道40km」コースです。

田園地帯を進み、中山道の醒ケ井宿や柏原宿を通るルート。遠くに壮大な伊吹山を眺めながらの、のどかな道が続きました。

昼食時以外は休憩もせずひたすら歩いていたのですが、残り2km地点で、何と最下位に8

アンカー(最後尾の係の方)から、「もう少し急いで歩いて下さい」とご注意が85

疲れているのに何という事を言うのか、と腹が立ったので、ここからはマラソンすることにicon58
5~6人追い抜いて、時間内にゴール出来ました11

いつもだったら車中泊をするのですが、今回は長浜市内にある「平田旅館」に宿泊しました。

これが大正解、清潔にしている古い遍路宿、といった感じで、食事も家庭料理を出してもらえました。女将さんも大変親切でした9








2日目は、35km離れた「余呉湖」から長浜へと戻るルートです。

昼食会場での、楽しみにしていたタケノコのおつゆは今回もありましたicon102
お替りしまくります。

ちなみに食事場所、以前はお座敷だったのですが、テーブル席に変わっていました。
きっと、膝が痛くて座れない方が増えているのでしょう。住民の高齢化が進んでいるのでしょうか。


昼過ぎから雨が降り出してしまい、ポンチョを身に着けて歩き続けます。

この日は最下位になることもなく、無事にゴール出来ました11




歩いた後は温泉です。
「健康パークあざい」で立ち寄り湯をし、北陸道に乗って帰宅しました。
  


Posted by こいったん at 02:22Comments(0)ウオーキング大会

2024年05月20日

【4巡目-88】 地蔵橋駅から、18番恩山寺へ④ [2023年2月18日-その5]

一旦国道に出て、再び脇道へと入る。

ここからは、いつもの(18)恩山寺への遍路道となる。

特に面白みも無い、集落の中の道が続く。




今日中に恩山寺の納経を済ませる予定で、途中ちょっと急いでいたが、間に合わないと分かり、ゆっくりと進む。

明日は、星の岩屋や佛陀石の他にも、如意輪寺へ足を延ばそうか、という計画だったが、頓挫してしまった。



午後5時を回った頃、恩山寺入口にある、本日の宿「民宿ちば」までやって来た。

中から待ってくれていたのか、宿前を通り掛かると名前を呼ばれ、下から入って下さい、との事だった。

宿は坂の途中にあり、下にも玄関があった。  


Posted by こいったん at 00:04Comments(0)お遍路 第四拝(徳島)

2024年05月16日

【4巡目-87】 地蔵橋駅から、18番恩山寺へ③ [2023年2月18日-その4]

勝浦川の大きな橋を渡ってからが、本日のささやかなメインイベントである。

これまではそのまま国道を直進する道が遍路道に指定されていたが、右折する道もへんろ地図に掲載されるようになっていた。

先程まで歩いていた、旧土佐街道の続きになるのだろう。今回は、この道を歩いてみることにした。

行政シールは忠実に遍路道へと案内してくれているが、誰かが近道の一直線の国道を進むように書き換えていたのが、ちょっと微笑ましかった。確かに、出来るだけ距離の短いルートを歩きたがる人が多いのだろう。

川の堤防からの降り口には、立派な遍路石や祠など、いくつか石碑が見られた。

その後も、のどかな道行の中にも遍路石がいくつか見られ、昔からの道なのだなあと分かる。



こちらの道を歩いてみて良かった。

へんろ地図には掲載されるようになった道だが、隠れ遍路道発見、といった印象である。




  


Posted by こいったん at 00:03Comments(0)お遍路 第四拝(徳島)

2024年05月12日

【4巡目-86】 地蔵橋駅から、18番恩山寺へ② [2023年2月18日‐その3]

田園地帯から土手のような高い場所にある車道に出る。

道しるべが無く、右方向へと進むと、歩道の反対側に何やら石碑がある。

道路を横断してみると、期せずして遍路石、そして「昔の土佐街道」という石柱があった。なかなか嬉しい発見である。

この先に、大きな勝浦川があり、土佐街道は一旦途切れて国道へと迂回しなければならない。
その事を忘れてしまったようで、ずっと道なりに進んでしまった。

「丈六寺」の看板があり、おかしいなあ、と地図を確認すると、いつの間にか勝浦川に沿って山の方へと向かってしまっていたようである。

十数分のロスとなってしまった。
途中で、レの字のように曲がらなければならなかった。

昔の遍路道に忠実に歩こうとすると、注意が必要な場所である。  


Posted by こいったん at 00:02Comments(0)お遍路 第四拝(徳島)

2024年05月08日

【4巡目-85】 地蔵橋駅から、18番恩山寺へ① [2023年2月18日‐その2]

午後3時12分、地蔵橋駅に降り立った。2年振りで、少々懐かしい。

住宅街を適当に進み、小さな踏切を渡り、駅の反対側へと向かい、旧土佐街道になるだろう道に出た。

記憶にあるお地蔵さんが見えてきて、いよいよか、と気分が盛り上がる。

ここからは、行政シールに従って、(18)恩山寺を目指す。

三巡目の時も、「あずり越」を通って、この辺りを歩いたはずである。

確か、途中から道が分からなくなったような覚えがある。

通常版にも英語版のへんろ地図にも、掲載されていない道となる。

それでも、個人で作ってくれたような、古い道標が残っていた。




  


Posted by こいったん at 00:01Comments(0)お遍路 第四拝(徳島)

2024年05月04日

【4巡目-84】 第36回 区切り打ち 出発[2023年2月17日・18日‐その1]

36回目の区切り打ちとなりました。随分と回数を重ねたものです。

今回は車での四国入りです。
夜21時過ぎに出発。すぐに北陸自動車道に入ったのですが、途中で睡魔に襲われ、福井や淡路島で爆睡してしまいました。

結局、四国に突入したのが午後2時過ぎ、と17時間近くも掛かってしまいました。10時間は寝ていたようです。

3月に廃業となる、白鳥温泉で入浴と食事を考えていたのですが、立ち寄れませんでした。

毎度お馴染みの、徳島駅の隣、佐古駅の駐車場に到着。

無事に区画が空いていて良かったです。止めることが出来ました。

JRを利用し、2年前に区切った、地蔵橋駅へと移動しました。

今回は、ここから歩き始めます。

本日の宿は、(18)恩山寺の門前、「民宿ちば」に予約してありますので、2時間程の歩きとなるでしょうか。

ちなみに、今回の遍路旅では、デジカメではなく、全てスマホで写真撮影をしました。
この時は設定の仕方が分からず、すべて横長の写真となっています。バッテリー切れに注意が必要でした。


本日のコースタイム
金沢→icon17→21:28金沢森本IC→icon17→23:49三方五湖PA18日7:32→icon17→10:51淡路島南PA13:35 →icon17→13:49鳴門IC→icon17→14:22佐古駅14:53→19→14:56徳島駅15:00→19→15:11地蔵橋駅  


Posted by こいったん at 00:02Comments(0)お遍路 第四拝(徳島)

2024年05月01日

第44回 魚津しんきろうマラソン [2024年4月28日]

4月28日(日)に富山県魚津市で行われた、

「第44回 魚津しんきろうマラソン」に参加してきました。

この大会は、21.0975キロメートルを走る、ハーフマラソンとなっています。



ハーフマラソンを走るのは初めてとなります。
一般的には、短い距離から走り初めて、フルマラソンに挑戦、となる所ですが、普通の人とは違います8

指定駐車場に向かったのですが、ランナーの車で渋滞しており、満車となっていました。

魚津駅付近の有料駐車場に止めて下さい、空いているか分かりませんが、と言われ、レースに間に合うか、とパニックになってしまいましたface09
無事に駐車場を発見出来て安心しましたが、ちょっとこれでは困ります7


これの軍団がたくさん走っていまして、沿道の方からいっぱい声を掛けられていました。

見たことはあるような気もするのですが、おじさんには何なのか分かりません11


走り始めて早々に、潮の香りがしてきました。
「蜃気楼」は出現しませんでしたが、海岸沿いを走ります。



目標は大きく、フルマラソンではサブ4となる1時間台を目指し、ダメ元で最初から飛ばしていく計画でしたが、道が狭くランナーで溢れており前に進めませんでした。

周りに合わせて走り、ランナーがばらけてきた後半はちょっと頑張って、タイムは2時間16分50秒となりました。

倍にしたら4時間30分位で、まずまずの結果ではないでしょうか11 と結構満足しています。


ゴール後は、出店で焼きそばを買って食べたり一休みしてから、最後のランナーが走る姿まで観戦しました。










「金太郎温泉カルナの湯」に立ち寄り湯をし、帰宅しました。

マラソンに出た人たちで、大賑わいでした。



  


Posted by こいったん at 02:22Comments(0)マラソン

2024年04月27日

【篠山道-55】 第35回 区切り打ち 帰宅[2022年2月28日・3月1日‐その16]

野井坂から頑張ったお陰で、宿には早めに到着、ゆっくりお風呂に入ってから夕食となった。

定食風で、これはこれで良い。朝食は小鉢によるバイキングだった。
新型コロナの影響だろう、食事、風呂、と誰にも会わず、すべて貸切、だった。

これで7290円だったから、随分とお得だった。また機会があれば宿泊を、と思ったのだが、今の値段を調べてみると、1万円位は掛かるようである。当然か。

宿で朝風呂に入ったりしながら、午前10時までゆっくりと過ごしてからチェックアウト。
松山城の麓辺りを散策する。

やっぱり、路面電車が走る街は良いなあ、と思う。
もし仮に、どこかに移住するとしたら、ここ松山市だろうか。適度に都会で良さげな街である。

大街道から、高速バスに乗車、高速舞子で下車。
JRで京都に移動し、駅ビルの食堂で、ラーメンを食べる。

再び高速バスに乗り、夜遅くに金沢へと帰って来た。



「篠山道」編は、55回の連載となりました。

次回からは、通常の遍路道を歩いた、日本一低い山「弁天山」のある、地蔵橋駅から歩いた記事となります。



ホテル勝山:一泊二食 7290円  〈301号室〉
     
コースタイム
ホテル勝山10:00→大街道バスターミナル10:58→icon18→15:12高速舞子→舞子駅15:24→19→15:47三宮駅15:52→19→16:44京都駅17:30→icon18→21:26松任海浜公園→22:17金沢

[第35回区切り打ち 完]

  


Posted by こいったん at 00:03Comments(0)篠山道

2024年04月24日

【篠山道-54】 宇和島から、松山市内へ [2022年2月28日‐その15]

宇和島駅から特急宇和海に乗り、松山市内の宿へと向かった。

宇和島から夜行バスに乗って大阪へ向かえば、もう少し早く帰宅出来たのだが、せっかく愛媛県に来たのだから、と県内でもう一泊していくことにした。

卯之町、大洲と歩き遍路お馴染みの駅に止まるごとにお客さんが増え、たった二両編成の特急だったが、座席は全て埋まっていた。

JR松山駅から市電に乗り、市内中心部へ。

二食付きで大浴場がある手頃な値段の宿を探し、市内中心部にある「ホテル勝山」に泊まることにした。

大きくは無いが、まだ新しく、綺麗なホテルだった。


本日のコースタイム
みまきガーデン8:22→12:05満願寺12:51→13:44宮崎橋→14:38野井坂出口15:03→16:51宇和島駅

宇和島駅17:08→19→18:35松山駅18:50→19→大街道→ホテル勝山


歩行距離:24.8km[YAMAP計測]
 歩数  :43069歩
最高気温:14.8℃
最低気温:0.0℃[宇和島市]  


Posted by こいったん at 00:04Comments(0)篠山道

2024年04月21日

【篠山道-53】 野井坂から、宇和島駅へ [2022年2月28日‐その14]

野井坂を下りてから、早々に国道に出るとバス停があり、「野井」停留所であった。

ひたすら速歩きに徹する。
もう4回目の場所だから、道は覚えている。

宇和島市内までは、コンビニ、食事処など、何でもあり便利である。

「馬目木大師」に立ち寄って最後のお参りを、と急に思いついたが、時すでに遅し、地図も見ないで歩いていたから、分岐を通り過ぎてしまっていた。

かつては高校野球で活躍していた、宇和島東高校の前を通る。

卒業式にはまだ早いかと思うが、卒業アルバムらしきを見ている高校生たちを駅や街で見掛けた。



適当な交差点で右左折し、かなり頑張ったお陰で、午後5時前には宇和島駅に到着出来た。

ヤシの木のある、南国風の駅である。

駅前で、セルフタイマーで記念撮影をした。  


Posted by こいったん at 00:05Comments(0)篠山道

2024年04月18日

【篠山道-52】 野井坂③ [2022年2月28日‐その13]

野井坂を越え、下界に到着した。

高速道路の側道のような場所に出るが、ちょうど真新しいコンクリート地のプレハブ小屋があり、地べたに座って一休みさせてもらう。

通る車などは無いから、のんびりと25分も休憩していた。

今からの計画を考える。本日の宿は、松山市内のホテルである。
二食付きの大浴場がある宿だから、風呂に入ってから飯、それに早く到着してゆっくりしたい。
ここから宇和島駅までの距離がはっきりしないのだが、10~12km位のようで、3時間近く掛かるだろうか。

現在の時刻は午後3時過ぎ。約2時間後の17時8分発のJRの特急を目標にすることにした。

ここから先は探索したい道も無いから、最短距離をスピード重視で頑張ってみることにする。

この場所には、へんろ道保存協力会の立札がある。
篠山神社を上がる時に頂き、ここまで使ってきた古い竹の杖をここの根元の所に奉納?していくことにした。

次回訪ねられるのは何年後になるか分からないが、その時まで残ってくれているだろうか、楽しみである。  


Posted by こいったん at 00:06Comments(0)篠山道

2024年04月15日

【篠山道-51】 野井坂② [2022年2月28日‐その12]

下りに入ってからは、これでもか、という位に、倒木注意の札が、括り付けてあった。

だが、復旧作業がすすんだのだろう、通行に支障となるような倒木は無かったかと思う。

道が崩壊したらしき場所もあったが、迂回路も設けられており、歩きに問題は無かった。

峠まではずっと森の中を進む印象で、視界が開けるのは一箇所だけだったが、峠を越えてからは少し日の差す、明るい場所が多かった。

宮崎橋からは1時間も掛からず、野井坂登り口の看板がある下界へと到達した。

肝心の反対側には、この看板は無かったかと思う。
飛ばされたりしてしまったのだろうか。




「へんろ道保存協力会」のHPによると、野井坂が荒れています、との情報が最近になって掲載されていました。
https://blog.iyohenro.jp/%e3%80%90%e3%81%b8%e3%82%93%e3%82%8d%e3%81%bf%e3%81%a1%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b%e3%80%91%e6%84%9b%e5%aa%9b%e7%9c%8c%e5%ae%87%e5%92%8c%e5%b3%b6%e5%b8%82%e9%87%8e%e4%ba%95%e5%9d%82%e3%81%8c/

自分が歩いた時と道の状態は変わっていない様子でした。荒れているとは思わなかったのですが、廃道みたいな遍路道も歩いていますので、感覚の違いでしょうか。  


Posted by こいったん at 00:07Comments(0)篠山道

2024年04月13日

第7回「琵琶湖一周 ウルトラウォーキング(103km)」

4月6日(土)から7日(日)にかけて行われた、「第7回 琵琶湖一周ウルトラウォーキング(103km)」
に参加してきました。

二年前の東回りでの大会で半周しており、今回は西回りで半周し、これで琵琶湖一周となります。

久し振りの大会だなあ、と思って調べてみると、2年前の初夏の、空知100km以来となりました。


よくよく考えてみると、昨年秋の金沢マラソン以来、まともに外に出ていないことに気が付きました。
普段は車しか使いません。

という事で、歩き始めてから早々に、くしゃみ、鼻水、と花粉症の症状が出始めてしまいました。

今年はあまり症状が出ないなあ、と思っていたのですが、単に外に出ていなかったからなんですね7


久し振りの歩きとは言え、時速4.5kmペースで、最初の29kmのエイドまでノンストップで歩いてしまいました。

歩き遍路の時では考えられません。
やはり荷物の量が関係しているのでしょうか。

おむすび2個が出ました。





午前10時に歩き始め、午後9時近くになってようやく、46.5kmのエイドに到達です。
カップ麺が提供されました。

丸一日歩いて、まだ半分にも達していないことに気が付いてしまい(笑)、愕然としました8

白髭神社と言う、湖の中に鳥居がある場所です・・・知らなかった。




夜になって、恒例の睡魔が襲ってきました。歩いていても楽しくありません7

前日は、真夜中に滋賀県に到着して、車の中で仮眠程度しかしていませんので、眠くなって当然です。

いつも大会に出る時はこんな感じなのですが、マラソンだったら一日で終わるので何とでもなりますが、ウルトラウォーキングでは無理みたいです。

次回からは、余裕を持って現地入りしようと思います。

早朝、琵琶湖の畔で一休みです。

桜満開で、朝早くから花見の車が走っています。

滋賀県を歩いていると、京都ナンバーの新車の高級車がやたら目立っていました。

都会は、景気が良いのでしょうか。金沢とは明らかに車の質が違っていましたicon105




頑張って、91kmのエイドに到着、あと12kmです。
記念写真を撮ってもらいました。

結局、正午近くに、25時間52分23秒というタイムで、無事にゴール出来ましたicon104

ゴール地点にもなっている「北近江リゾート」の温泉が、とても気持ち良かったです。

その後も、睡魔に襲われて仮眠を繰り返しながら車を走らせて、金沢へと帰り着きましたicon17

エントリーしたのは、304人とかなり多く、完歩率は80.6%。
万歩計の数値は、一日目84663歩、二日目は62618歩となりました96  


Posted by こいったん at 02:22Comments(0)ウオーキング大会

2024年04月10日

【篠山道-50】 野井坂① [2022年2月28日‐その11]

徐々に山あいへと入って行くと、宮崎橋があった。

木の橋が掛けられていたはずだが、流されてしまったのだろうか。
渡れない時は戻って車道へ、と手書きで書かれている。ここまで来て戻れないなあ。

幸い、この日の水量はわずかで、石をつたって問題なく渡ることが出来た。

ここから、歩きの山道となる。

ただ、「宇和島南郊遍路MAP」によると、別ルートに赤い点線がある。

「田辺せつ石仏」なるものまでがあるようだが、本来の古い道はそちらなのだろうか。

宮崎橋を渡ってすぐに石仏・へんろ墓があったが、その先には、昔からの道を示すものは何も無かった気がする。

石組みの囲みがいくつかあり、これは炭焼きで使われていたもの、という事だった。

一ヶ所、大木が根こそぎ倒れていたが、他には特に荒れた場所などは無く、順調に山道を上がり、頂上付近に到達した。

野井坂の峠には、確か看板などは無く、おそらくここが最高地点になるのだろう。

少し下った場所に案内板があり、一昔前には峠の茶屋があったそうで、遍路MAPには、ここでお饅頭を買った、などの記述がある。  


Posted by こいったん at 00:08Comments(0)篠山道

2024年04月07日

【篠山道-49】 満願寺から、野井坂へ③ [2022年2月28日‐その10]

満願寺で貰った遍路MAPによると、
「道中で亡くなった遍路は、そこの村が葬る慣習。
通行手形には、国許へ連絡に及ばずと書かれ、杖が卒塔婆代わり。
墓石があるのは路銀が残っていた場合。」
と、遍路墓に関して、分かりやすく解説してくれていた。
そうだったのか、と勉強になったのだが、ちょっと切なくなってきた。

地図によると、この辺りから、未整備のへんろ道があることになっている。
ちょっと行ってみることにした。

小道が続いていたのだが、途中から道が分からなくなって藪漕ぎみたいになって、しまいには民家の庭先を通るような形で、何とか車道へと合流出来た。

空き家ではなく車が止まっていたから、すいません、といった感じで、そそくさと通り抜ける。入り込まない方が良かったか。






  


Posted by こいったん at 00:09Comments(0)篠山道

2024年04月04日

【篠山道-48】 満願寺から、野井坂へ② [2022年2月28日‐その9]

満願寺から、来た道を少し戻り、野井坂へと向かう。
ついこの間歩いたような気がするが、5年振りの野井坂だった。

この辺りは結構民家が多く、集落内の洋風なそろばん教室は健在のようだった。
道端に石仏もあったりする。

満願寺の住職さんにもらった、遍路MAPを手にしながら進む。
途中の見所や、廃道になった道まで、丁寧に紹介されている。

遍路シールが貼ってある川を渡り、小学校もある集落を抜けると、山間の静かな道となる。

電柱が無ければ、時代劇にも出てきそうな風景が広がっていた。

野井の集落で左の旧道風の道に入ると、地蔵堂などがある遍路道だったようだが、前回に続き、今回も通り過ぎてしまった。
なぜか、この道は地図に掲載されていない。

山あいの小道をとぼとぼ歩いていると、おへんろ墓があった。  


Posted by こいったん at 00:08Comments(0)篠山道

2024年04月01日

【篠山道-47】 満願寺から、野井坂へ① [2022年2月28日‐その8]

満願寺の住職さんからも、篠山神社からどの道を歩いて来たのか、と聞かれる。

あの枝の山は何とかならないものか、と消えかかっている遍路道の現状をお話しした。

古い遍路道に感心を持ってくれている人たちがいたのは心強かった。

石仏が並ぶ道が、現在進行形で壊されているのだから、何とか守られて欲しいと思う。

45分程も滞在してから、満願寺を出立し、野井坂方面へと向かった。

今になって、満願寺を出ると「篠山道」は終わりなのだろうか、と素朴な疑問が湧いてきた。

「えひめの記憶」で調べてみると、「~大町で中道に合流する」となっている。大町がどこか分からないが、この辺りのことだろう。

ここからは「中道」になるようである。

ちなみに、「上大道で中道から灘道(現代の通常の遍路道)が分岐する」と書かれているから、「中道」が基本の本線、という事になるのだろうか。
https://www.i-manabi.jp/system/regionals/regionals/ecode:1/11/view/1854
  


Posted by こいったん at 00:07Comments(0)篠山道

2024年03月29日

【篠山道-46】 番外札所 満願寺 [2022年2月28日‐その7]

比較的民家がまとまった集落を通り抜けると、いよいよ、番外札所の満願寺に到着となった。

前回訪ねたのが2017年8月だから、4年半ぶり、という事になる。
懐かしさは感じず、ついこの間のことのように感じるのは、年を取ったからだろうか。

参拝して境内をウロウロしていると、車道から、散歩中らしき老夫婦がこちらを見ており、会釈する。この方が満願寺の住職さんだった。

納経して頂けるそうで、お願いした。納経料をお渡しすると、このお金は「中道」のへんろ道復元事業に寄付させてもらいます、との事だった。

前回、「三好旅館」に泊まった時に、満願寺の住職さんは良い方、と仰っていたが、その通りのようだった。

また、「宇和島南郊遍路MAP」なるものを渡してくれた。

これから歩く野井坂方面の見所や地図、消えた遍路道も載っている、かなり詳細なものであった。
これを活用させてもらうことにする。

  


Posted by こいったん at 00:06Comments(0)篠山道